犬の「屋根付きトイレ」を探すときは、トイレ単体を囲うものと、屋根付きサークルの中にトイレを置くものを分けて考えましょう。アドメイトのヴィラフォートサークルは後者で、住居スペースとトイレスペースを仕切る構成です。ここではレギュラーとワイドを、置ける広さと手入れの動きから比較します。
どちらも屋根付きの2区画サークル
メーカーは、仕切りドアで二つのスペースに分け、トイレを出し入れするための別のドアを設けた構造を紹介しています。両区画には開閉・着脱できる屋根面があります。屋根付きだから屋外の雨を避けるために使える、においが漏れない、といった製品ではありません。
トイレだけを省スペースに置きたい人は、サークル全体を設置する必要があるかから考えてください。犬が休む場所も一緒に用意したい場合に、2区画の寸法を比べる意味があります。
レギュラーとワイドの寸法比較
| 比較項目 | レギュラー | ワイド |
|---|---|---|
| 全体の外寸・幅×奥行×高さ | 約131×66×71cm | 約143×76×71cm |
| 全体の内寸・幅×奥行×高さ | 約123.5×59×70cm | 約134×67×70cm |
| 住居スペース・幅×奥行 | 約80.5×59cm | 約80.5×67cm |
| トイレスペース・幅×奥行 | 約43×59cm | 約53.5×67cm |
| 屋根の構成 | 2区画とも開閉・着脱可能 | 2区画とも開閉・着脱可能 |
全体が置けても犬の動く場所が足りるかを見る
ワイドは全体の幅と奥行が大きくなりますが、住居スペースの幅はレギュラーと同じ約80.5cmです。広がる場所を一括して考えず、犬が横になる場所と、排泄のために向きを変える場所を別々に見ましょう。
住居側にベッドや水入れを置けば、残る床面はさらに小さくなります。犬が寝る姿勢と立った姿勢の両方を測り、必要な道具を置いた後の空間を床に仮に示すと、設置後を想像しやすくなります。犬種名だけでサイズを決めないことが大切です。
トイレ区画とトレーの寸法を混同しない
比較表のトイレスペースはサークル内の区画の大きさであり、トイレトレー本体の寸法ではありません。区画とトレーが同じサイズだと思ってシーツを選ばず、同梱品と対応するシーツの規格を確かめてください。
ワイドの商品ページには、シーツ破れ防止カバー付きのわんトレーワイドが付属すると記載されています。別のトイレを流用する場合は、区画に収まるだけでなく、ドアから取り出せるか、犬が出入りするところに無理な段差ができないかも調べましょう。
シーツ交換は扉の前に人が立てるかで変わる
メーカーは別のドアからトイレを出し入れできる構造を案内しています。使いやすさは、部屋の壁や家具との位置関係でも変わります。外寸ぎりぎりの場所へ設置せず、ドアを開き、トレーを引き出し、人が作業するための余白を残してください。
屋根を開けて作業したい場合は、その上に棚や荷物を置かない計画も必要です。上から届くか、横のドアを使うかを決め、普段のシーツ交換をどの姿勢でするかまで考えると、サイズの差を生活の中で比べられます。
屋根があっても犬の様子と部品の扱いを見る
屋根面にロックがあることだけで、どの犬でも飛び出しや破損が起きないとは判断できません。組み立てと開閉は取扱説明書に従い、犬を入れたときの動きや部品への接触を見てください。慣れない囲いを嫌がる犬に、屋根を閉めることだけで対応しないようにします。
住居とトイレを分ける構造も、犬が必ず排泄場所を覚える保証ではありません。日頃の排泄の様子を見ながら、置き方と掃除のしやすさを調整しましょう。屋根の形やサイズだけで習得の早さを比べることはできません。
選び方と購入前の照合
レギュラーは置き場所の幅・奥行を抑えたい場合の候補、ワイドはトイレ側の幅や住居側の奥行を広く取りたい場合の候補です。ただし、最終判断は犬の姿勢、入れるベッドとトレー、扉の前の作業空間を合わせて行います。
購入時は商品名、サイズ、同梱品、取扱説明書を照合してください。屋根を含む一式が必要なのか、既存サークルの交換部品が必要なのかを分けると、トイレ単体や屋根面だけを誤って選ぶことを避けやすくなります。