犬と泊まる旅行先や実家で、休む場所を用意したいときに候補になるのが折りたたみサークルです。リッチェルのたためるペットサークル75-75と、アイリスオーヤマの折りたたみファブリックサークルM POTS-920Bは、広げる場所と収納時の大きさを比べて選べます。
どちらも布やメッシュを使ったサークルなので、金属製ケージと同じ使い方ができるとは限りません。ここでは公式の販売仕様を比較します。犬を入れて安定性や耐久性を試した記事ではありません。
外寸と収納の大きさを比較する
| 比較項目 | リッチェル75-75 | アイリスPOTS-920B・M |
|---|---|---|
| 使用時の外寸 | 幅75×奥行65×高さ44.5cm | 幅約92×奥行約92×高さ約62cm |
| 収納時の案内 | バッグ42.5×6×高さ51cm | 折りたたみ時約63×41×7cm |
| 上部 | ファスナーで着脱する屋根 | 取り外せる天面メッシュ |
| 入口・収納の特徴 | 巻き上げ式扉、扉ファスナーのフック | 天面メッシュと底面マットを収納するポケット |
| 給水器 | 取り付けに対応 | 別売給水ボトルの取り付けに対応 |
商品名の75-75を75cm四方の内寸と読み替えないでください。リッチェルの公表外寸は75×65cmです。アイリスも外寸92cmが、そのまま中で使える正方形の広さを示すわけではありません。
犬が休む場所と置く部屋の両方を測る
サークルを選ぶ前に、犬が普段伏せる姿勢と、寝返りをする場所の広さを確認します。トイレや食器も中へ置くなら、それらを置いた後に休む面積が残るかを考えてください。犬種名の目安や高さだけを根拠に、ゆとりがあると決めないようにしましょう。
置く部屋では、製品の外寸に加えて入口の前に人と犬が出入りする場所が必要です。宿泊先で使うなら、サークルを広げてよい場所と床を保護する方法を宿へ確認しておくと、到着後の置き直しを減らせます。
扉と屋根は開閉した後の状態まで確認する
リッチェルは巻き上げて固定できる扉と、ファスナーをフックにつなぐ機能を案内しています。開けたまま使う場合は固定が外れて犬の進路をふさがないか、閉じる場合はフックの掛け忘れがないかを確認します。屋根はファスナーで付け外しできます。
アイリスの現行ファブリック型は、天面メッシュと底面マットを取り外せる仕様です。取り付けたつもりでも端が開いていないか、犬の爪や金具が布へ引っ掛からないかを見てから使い始めます。屋根があることだけで、立ち上がったり押したりする犬の脱出を必ず防げるという判断はできません。
持ち運びは収納寸法と給水器まで含めて考える
リッチェルは専用バッグに入れて持ち運ぶ使い方です。アイリスはMサイズで約63×41×7cmの収納寸法が案内されています。薄く畳めても縦横の長さは残るので、車の荷室や家の収納へ入るかを購入前に測りましょう。
どちらも給水器の取り付けに対応しますが、使える給水器は商品ごとの条件を確かめます。とくにアイリスは給水ボトルが別売で、サイズ別の給水口位置があるため、犬が飲める高さかも見ておく必要があります。使い慣れた飲み方と違う場合は、外出前に家で試してください。
現行の型番と現品の使用条件を照合する
アイリスはPOTS-920Aなどの旧型情報と、現在のPOTS-920Bの情報が並ぶことがあります。同じMサイズでも、旧型の収納寸法や重さを現在の仕様として扱わないようにします。リッチェルも、注文する色・品番の対象体格や付属品を現品の説明書と照合してから使いましょう。
リッチェル公式75-75の案内とアイリス公式POTS-920Bの販売ページを比べ、置ける外寸、出入りの動作、しまえる大きさの三つから選ぶと用途を整理できます。布をかじる、強く押す、乗り越えようとする場合は、サイズだけで解決しようとせず、その犬に合う別構造も検討してください。