犬と広い国営公園へ出かけるなら、昭和記念公園と武蔵丘陵森林公園は、入園の手続きと園内の移動方法から比べると計画が立てやすくなります。どちらも犬を連れて入園するための案内があり、ドッグランを利用する場合は、その条件を別に確認します。
広い公園だからこそ、犬が歩く距離だけでなく、人が移動に使う乗り物へ犬も乗れるかが重要です。歩き疲れてから乗り物を探すのではなく、入口へ戻るまでの行程を先に決めましょう。
入園と移動の条件を比較する
| 比較項目 | 国営昭和記念公園 | 国営武蔵丘陵森林公園 |
|---|---|---|
| 基本の入園手続き | ゲートで同伴誓約書を記入・提出 | 入園口でペット同伴誓約書を確認・記入 |
| 犬の入園料 | 公式FAQは無料と案内 | 人の入園料金や駐車料金と分けて利用案内を確認 |
| リードの準備 | ペット同伴ルールを確認し、放さず散歩 | 1.5m以内。伸縮リード・ロングリードは持込不可 |
| 園内の乗り物 | パークトレインはペット同伴不可。ケージ入りも対象 | 園内バスはペット同伴不可 |
| ドッグラン | 入園とは別のルールと手続きが必要 | 北口から徒歩約15分、中央口から徒歩約25分 |
出典:昭和記念公園の公式FAQ、公式料金・乗車案内、森林公園のペット同伴案内、森林公園のドッグラン案内。
初めて行く日は誓約書とランの手続きを分ける
昭和記念公園のFAQは、ペット同伴の誓約書を記入・提出して入園する方法を案内しています。また、ドッグランは別のルールや入場手続きが必要としています。公園へ入れたことだけで、そのままランも利用できるとは考えないでください。
森林公園もペット同伴誓約書を確認してから入園する方法です。事前に公式の申請書を準備しておくと、入口での記入に時間を取られにくくなります。ワンちゃんパスポートを提示すると毎回の入園手続きが不要になる案内もあり、年会費は無料、有効期限は登録から1年間です。
犬の手続き用パスポートと、人の入園券や駐車場の料金は別のものです。名前だけで無料入園券と受け取らず、必要な券と申請書を分けて準備しましょう。
森林公園はリードの種類から準備する
森林公園のリードは長さ1.5m以内です。伸縮リードやロングリードは持ち込んで利用できないので、短くロックすれば同じように使えると判断しないようにします。いつもの散歩道具が伸縮式なら、来園前に通常のリードを用意してください。
リードを外す場所はドッグランです。園路、広場、人が少ない場所を自由に走らせる場所として扱わず、他の利用者が近づいてきたら犬を手元へ寄せられる状態で歩きます。
昭和記念公園でも、犬を放さず公園のペット同伴ルールに沿って散歩します。一方の公園で使えた道具や通れたエリアを、もう一方でも使えると決めず、来園する公園のルールをそれぞれ確認しましょう。
園内の乗り物に頼らず戻れる距離を選ぶ
昭和記念公園のパークトレインは、ケージに入っている場合を含めてペット同伴で利用できません。森林公園も園内バスを同伴不可の施設として案内しています。帰りだけ乗り物で戻ればよいという計画にはしないことが大切です。
犬用カートを持つ場合も、乗り物に犬ごと乗せられることとは別です。入口から目的の花や広場、ランまでの往復を地図で見て、必要なら目的地を一つに絞ります。人が歩ける距離と犬が無理なく歩ける距離を同じにしないようにしてください。
森林公園はサイクリングコースや、水遊び場・渓流広場の水遊びエリア、栗谷沼周辺の自然保護区域などもペット同伴の対象外です。園内バス以外の手段なら何でも犬と利用できる、という考え方はできません。
ランは入口からの移動と帰りの体力も考える
森林公園のドッグランは約4,000平方メートルで、フリー、大型犬専用、小型犬専用のエリアが案内されています。小型犬エリアの目安は地面から肩までの体高40cm以下です。犬種の印象だけで区分を決めず、現地の表示と犬の体格を照合しましょう。
ランまでの公式徒歩目安は、北口から約15分、中央口から約25分です。犬との寄り道や休憩を含む保証時間ではないので、ランで遊んだ後に同じ入口へ戻る時間も残しておきます。スタッフの対応も天候などで変わるため、常時見守ってもらえる施設とは考えないようにします。
昭和記念公園でランを目的にする場合も、来園日の利用ルールと入場に必要なものを先に確認します。花を見る散歩とランの両方を入れるなら、犬の様子を見て片方だけに変更できる計画がおすすめです。
食事と休憩まで含めて行き先を決める
森林公園は売店、レストラン、BBQをペット同伴で利用できない施設として案内しています。食事や買い物を予定する場合は、犬と過ごす人と交代できるかを含めて計画してください。昭和記念公園でも店舗ごとの同伴条件を確認し、公園の入園許可を屋内施設の許可へ広げないようにします。
水と携帯容器、排泄物を持ち帰る袋、拭き取り用品を用意し、犬を一人で待たせない休憩を組み込みます。誓約書、使うリード、入口へ戻れる距離の三つを比べると、自分の犬と無理なく過ごせる公園を選びやすくなります。