犬とフェリーに乗るなら、ケージに入れた犬と客室で過ごせる東京湾フェリーと、現行の手引きで客室内へのペット同伴を認めない駿河湾フェリーでは、用意する過ごし方が異なります。東京湾は久里浜・金谷方面、駿河湾は清水・土肥方面の移動に合わせて検討します。
この記事は2026年10月26日に確認した運航会社の公式情報による比較です。同じ目的地へ行く二つの代替ルートではないため、犬の条件だけで航路を決めず、旅行先と港の位置から候補を選びましょう。
駿河湾フェリーは公式サイトで2027年1月以降の運休を案内しています。2027年の旅行を計画する場合は、運航再開日と予約できる日を確かめてから航路を組み込みましょう。
客室と屋外での条件を比較
| 項目 | 東京湾フェリー | 駿河湾フェリー |
|---|---|---|
| 客室での犬同伴 | ケージに入れ床置き、ケージから出さない | 現行手引きでは客室内NG |
| 屋外での過ごし方 | 大型犬等はリードでデッキ利用をFAQに案内 | ペットコーナー内はリード・マナーパンツで歩行可能 |
| 用具で見る点 | 客室利用に合うケージとリード | 乗下船時は全身が入るケージ・カート、カバー必須 |
| ペットの料金 | 無料 | 犬・猫は通常1,000円 |
| 車で乗る場合の準備 | 車を降りた後に必要な荷物を持参 | 犬と過ごす区画へ必要な用具を持参 |
根拠:東京湾フェリーの乗船案内、東京湾フェリーのFAQ、駿河湾フェリーのFAQ、駿河湾フェリーの運賃、現行のペット乗船手引き。人や車の運賃は別に見積もります。
東京湾はケージの中で過ごす客室利用を考える
東京湾フェリーは、客室内ではケージを床へ置き、小型犬もケージから出さない条件を示しています。鳴き声などで周囲の人に迷惑となる場合はデッキで過ごす案内もあるため、客室だけで完結する予定にはしません。
FAQは大型犬などについてリードを付けてデッキを利用するよう案内しています。抱っこできるかだけで客室利用を判断せず、自分の犬が必要な用具の中で過ごせるかを考えます。ふだんの移動用具を持参する場合も、床に置いた際に犬が落ち着けるかを先に確かめましょう。
駿河湾は現行手引きの船内マップを見る
駿河湾フェリーの現行手引きでは、客室内は犬の同伴不可、屋外でもペットコーナー以外の歩行を禁止しています。乗下船時は全身が入るケージやカートへ収納し、カバーを用いる条件です。
ペットコーナーではリードとマナーパンツが必要です。水は可能ですが食事・おやつ・おもちゃは不可としています。船内のどこでもリードで歩けると考えず、手引きのマップで指定区画と移動方法を確認します。
抱っこやケージからの顔出しが認められる一部屋外区画も示されていますが、それを歩行可能エリアと混同しません。犬の大きさと収納できる用具に応じて、利用できる場所を先に整理しましょう。
車へ戻らず使える荷物をまとめる
東京湾フェリーは航海中の車両甲板への立ち入りを禁止しています。駿河湾の手引きも運航中は車へ戻れないと案内しています。飲み水、マナー用品、リード、必要な収納用具は、犬と一緒に使う場所へ持ち出します。
犬を車内に残す方法を主な予定にはせず、犬とどの区画で過ごせるかを優先して準備します。乗下船時に両手がどれほど塞がるかも考え、荷物と犬の用具を無理なく運べる形へまとめましょう。
予約前に航路と犬の条件を照合する
駿河湾の手引きは、1年以内の混合ワクチン・狂犬病予防接種と健康な状態を条件にしています。自分の犬の条件、運航する日、使う用具を順に照合し、人と車とペットそれぞれの運賃を含めて予算を作ります。
客室を利用したいなら東京湾のケージ条件、駿河湾で移動するなら屋外の指定区画と収納方法が具体的な確認点です。旅行先への行程に合う港を選び、運航状況と乗船条件を揃えてから出発しましょう。